FIREしたい本当の理由|お金よりも「消耗しない人生」が欲しい

お金

朝は元気だった。

「今日は帰ったらブログを少し進めよう」
「副業も頑張りたい」
「将来のために行動しよう」

そう思って家を出たはずなのに、会社から帰る頃には、なぜか何もしたくなくなっている。

「会社辞めたい」
「人間関係だるい」
「もう今日は何もできない」

こんなふうに感じる日があります。

FIREを目指しているというと、
「お金持ちになりたいの?」
「働きたくないだけ?」
と思われることがあります。

もちろん、お金があるに越したことはありません。

でも、私がFIREを目指す理由は、高級車に乗りたいとか、豪邸に住みたいとか、毎日遊んで暮らしたいからではありません。

どちらかというと、会社で毎日消耗し続ける生活から抜け出したいという気持ちの方が強いです。

仕事そのものが嫌というより、人間関係、理不尽な指示、会話の噛み合わなさ、自分のペースで働けないこと、帰宅後に何もできなくなること。

こうした小さなストレスが積み重なると、時間だけでなく気力まで削られます。

この記事では、私がFIREを目指す理由を、実体験ベースで整理します。

FIREに興味がある人だけでなく、「今の会社員生活をこのまま続けていいのかな」と感じている人の参考になればうれしいです。

FIREを目指す理由は、お金持ちになりたいからではない

結論からいうと、私がFIREを目指す理由は、お金持ちになりたいからではなく、会社に人生を握られ続けたくないからです。

FIREとは、ざっくり言えば「経済的に自立して、早い段階で会社を辞めよう」という考え方です。

よくあるイメージだと、「若くして仕事を辞めて、毎日好きなことだけして暮らす」という感じかもしれません。

たしかに、それもFIREの一つの形だと思います。

ただ、私にとってのFIREは少し違います。

別に毎日豪遊したいわけではありません。
高級ブランド品を買いまくりたいわけでもありません。
タワマンに住んで、派手な生活をしたいわけでもありません。

私が欲しいのは、もっと地味で現実的なものです。

それは、嫌な働き方を我慢し続けなくてもいい状態です。

会社に行くだけで気力が削られる。
理不尽なことがあっても生活のために我慢する。
帰宅後には何もする気が起きない。
でも、翌朝にはまた会社に行く。

このループから抜け出すための手段として、私はFIREを目指しています。

会社員生活で一番つらいのは「時間」よりも「気力」が削られること

会社員生活でよく言われるのは、「週5日、8時間働くのがきつい」という話です。

もちろん、時間を取られるのも大きいです。

ただ、個人的にもっとつらいのは、仕事によって気力まで削られることだと感じています。

たとえば、朝はそこそこ元気な日があります。

「今日は調子いいかも」
「帰ったらブログを少し進めよう」
「副業も頑張ろう」

そう思って家を出ることもあります。

でも、会社で一日働いて帰る頃には、まるで別人のように気力がなくなっていることがあります。

「会社辞めたい」
「だるい」
「何もしたくない」
「今日はもう無理」

こうなると、帰宅後の時間があっても使えません。

つまり、会社員生活で奪われているのは、勤務時間だけではありません。

仕事後に自分の人生を進めるためのエネルギーも削られています。

これはかなり大きな問題です。

なぜなら、副業、勉強、運動、家計管理、ブログ運営など、人生を良くする行動は基本的に「仕事の後」か「休日」にやる必要があるからです。

でも、平日に消耗しきっていると、休日は回復だけで終わります。

そして、また月曜日が来ます。

この状態が続くと、人生を変えたいと思っていても、行動する余力が残りません。

私が会社で消耗する具体的な理由

私が会社員生活で一番消耗するのは、単純に仕事量が多いことではありません。

もちろん仕事そのものが忙しい日もあります。

でも、それ以上にきついのは、人間関係や理不尽なやりとりで気力を削られることです。

間違いを指摘しただけで感情的に返される

仕事をしていると、間違っていると思ったことを指摘したり、認識がズレていないか確認したりする場面があります。

こちらとしては、相手を責めたいわけではありません。

ミスを防ぐため。
仕事を前に進めるため。
後で大きな問題にならないようにするため。

そういう理由で確認しているだけです。

それなのに、なぜか逆ギレのような反応をされることがあります。

こういうやりとりがあると、かなり疲れます。

「普通に確認しただけなのに、なんでこんな空気になるんだろう」
「仕事の話をしているだけなのに、感情的になられるのはだるい」
「やっぱり会社の人間関係はしんどい」

そう感じてしまいます。

仕事そのものよりも、こうした感情のやりとりに巻き込まれることが、地味に気力を削ります。

効率よく終わらせる人が損をするように感じる

私はできるだけ定時で帰りたいので、定時間内に仕事が終わるように意識しています。

無駄な時間を減らす。
段取りを考える。
先にできることは先にやる。
定時までに終わるように集中する。

こういう働き方をしています。

それなのに、周りには残業代目当てなのか、仕事をダラダラ進めているように見える人もいます。

定時間内に仕事以外のことをしている人もいます。

それでも、部の方針としては、定時で終わらない人の仕事を、早く終わった人が手伝って、残業時間を平準化したいという考えがあるようです。

正直、これにはかなり違和感があります。

定時間内に終わるように頑張っている人が、ダラダラ仕事をしている人のフォローをする。

これでは、効率よく仕事を終わらせるほど損をする仕組みになってしまいます。

私はここに、会社員生活の消耗ポイントがあると感じます。

仕事ができる人、早く終わらせる人、真面目に取り組む人ほど、余計な負担を背負いやすい。

一方で、仕事を引き延ばしているように見える人が守られる。

こういう状況が続くと、モチベーションは下がります。

「頑張る意味あるのかな」
「早く終わらせても損するだけじゃないか」
「自分の時間を守るために頑張っているのに、なぜ他人の残業調整に巻き込まれるのか」

そう感じてしまいます。

会話が噛み合わないことが大きなストレスになる

会社で消耗する原因は、仕事量だけではありません。

会話が噛み合わないことも、かなり気力を削ります。

たとえば、自分で調べれば分かることを毎回聞かれると、そのたびに作業が止まります。

一度説明したことでも、メモを取らないためにすぐ忘れて、何度も同じことを聞かれることもあります。

さらに、最初に説明した内容とズレた理解をされると、また最初から説明し直す必要があります。

これが地味にきついです。

説明するだけならまだしも、相手がメモを取らなかったり、間違った解釈をしたまま進めようとしたりすると、こちらの時間も気力も削られます。

また、問い合わせた案件のレスポンスがないと思っていたら、別の上司には話がいっていた。

でも、その上司から自分には連絡が来ていなかった。

こういう報連相のズレも、仕事をやりにくくします。

本来なら、情報が正しく流れていれば余計な確認は不要です。

でも、情報共有が曖昧だと、こちらが何度も確認したり、関係者に聞き回ったりしなければいけません。

その結果、仕事そのものよりも、仕事を進めるための調整で疲れるという状態になります。

自分のペースで働けないことがつらい

私は、自分のペースで集中して仕事を進めたいタイプです。

やることが明確で、段取りを組めて、自分の中で納得しながら進められる仕事なら、そこまで苦ではありません。

むしろ、効率よく終わらせるために工夫するのは嫌いではありません。

でも、会社では自分のペースだけでは働けません。

隣の上司がイライラしながらブツブツ文句を言っていると、それだけで気を使います。

話しかけたいことがあっても、
「今聞いて大丈夫かな」
「機嫌悪そうだな」
「タイミングを間違えたら面倒だな」
と考える必要があります。

これがかなり面倒です。

仕事の内容ではなく、人の機嫌を読むことにエネルギーを使ってしまいます。

そのたびに集中が途切れます。

こういう小さなストレスが積み重なると、帰る頃にはかなり疲れています。

別にものすごく重い仕事をしたわけではないのに、なぜかぐったりしている。

その原因は、作業量ではなく、人間関係や空気を読むことに気力を使っているからだと思います。

なぜ会社で消耗すると、人生全体が止まってしまうのか

会社で消耗することの怖さは、単に「疲れる」だけではありません。

問題は、他の行動まで止まってしまうことです。

たとえば、FIREを目指すには次のような行動が必要です。

・支出を見直す
・固定費を下げる
・投資を継続する
・副業に取り組む
・知識を増やす
・健康を維持する

どれも一発で人生が変わるようなものではありません。

毎日少しずつ積み上げる必要があります。

でも、会社で気力を使い切ってしまうと、この積み上げができなくなります。

ブログを書こうと思っても、パソコンを開く気力がない。
家計を見直そうと思っても、面倒になって後回し。
勉強しようと思っても、スマホを見て終わる。
早く寝ようと思っても、ストレス発散で夜更かししてしまう。

これが続くと、現状を変えるための行動ができません。

すると、会社で消耗する生活から抜け出したいのに、その準備ができないという矛盾が起きます。

まるで、穴の空いたバケツで水を運んでいるような状態です。

水を入れても入れても、途中で漏れていく。

努力しようとしても、気力が漏れていく。

だからこそ、FIREを目指すなら、お金の話だけではなく、自分の気力をどこに使うかも考える必要があります。

FIREとは「贅沢するため」ではなく「選択肢を増やすため」の考え方

FIREという言葉には、少し派手な印象があります。

「若くしてリタイア」
「資産〇千万円」
「配当金生活」
「働かずに自由」

こう聞くと、どこか特別な人だけの話に見えます。

でも、FIREの本質は、単に仕事を辞めることではありません。

私の中では、FIREは人生の選択肢を増やすための戦略です。

たとえば、資産がほとんどなく、毎月の生活費も高く、収入源が会社の給料だけだった場合。

どれだけ仕事がつらくても、簡単には辞められません。

なぜなら、辞めた瞬間に生活が不安定になるからです。

一方で、生活費を抑えて、投資を続けて、少しずつ資産を増やしていけばどうでしょうか。

すぐに会社を辞められなくても、少しずつ心の余裕が生まれます。

「最悪、少し休んでも大丈夫かもしれない」
「今の会社に一生しがみつかなくてもいいかもしれない」
「副業が伸びれば、働き方を変えられるかもしれない」

このように、選択肢が増えます。

つまりFIREは、会社を今すぐ辞めるためのものではなく、会社に依存しすぎない状態を作るためのものだと思っています。

私が目指しているのは3000万〜5000万円のサイドFIRE

私が目指しているのは、完全に働かない生活というより、まずはサイドFIREです。

目標額としては、3000万円〜5000万円を一つの目安にしています。

サイドFIREとは、資産収入だけで完全に生活するのではなく、投資による資産形成と、無理のない範囲の労働収入や副業収入を組み合わせる考え方です。

つまり、会社にフル依存しない状態を作ることが目的です。

私は25歳で資産1000万円を達成しました。

これは、自分にとってかなり大きな節目でした。

ただ、資産1000万円を超えたからといって、すぐに会社を辞められるわけではありません。

生活費もありますし、将来の不安もあります。

だからこそ、今すぐ会社を辞めるのではなく、実家暮らしや投資を活用しながら、少しずつ会社への依存度を下げる準備をしています。

実家暮らしを資産形成にどう活かしているのか、25歳で資産1000万円を達成して感じたことについては、下記の記事で詳しく書いています。

実家暮らしは甘え?25歳で資産1000万円を達成して感じたこと
実家暮らしで25歳・資産1000万円を達成した会社員の実体験を紹介。実家暮らしは甘えなのか、固定費を下げるメリット、投資額、デメリット、一人暮らしを検討した経験までリアルに解説します。

現在はブログも始めたばかりです。

まだ大きく稼げているわけではありません。

でも、少しずつ記事を書き、経験を積み上げています。

会社以外の収入源を作ることは、すぐに結果が出るものではありません。

それでも、会社に依存しないための練習として、今から取り組む価値はあると思っています。

FIRE後にしたい生活

私がFIREを目指す理由は、豪華な生活をしたいからではありません。

むしろ、やりたいことはかなり地味です。

朝ゆっくり起きる。
コーヒーを淹れる。

朝の空気を感じながら、ゆっくり散歩する。
平日の空いている時間に出かける。
旅行に行く。
手のこんだ自炊をする。
ブログを書く。
溜まっているアニメやゲームを楽しむ。
自分のペースで働く。

こういう生活がしたいです。

高級車に乗りたいわけでも、毎日外食したいわけでもありません。

欲しいのは、派手な贅沢ではなく、自分のペースで生活できる余白です。

今の会社員生活では、平日は仕事で気力を使い切り、休日は回復で終わってしまうことがあります。

やりたいことはあるのに、動くエネルギーが残っていない。

だからこそ、私はFIREを目指しています。

FIREは、何もしない生活を目指すものではありません。

自分の時間と気力を、自分が本当に使いたいことに使える状態を目指すものです。

FIREを目指すために今できること

FIREというと、大きな資産額ばかりに目が行きがちです。

でも、最初にやるべきことは意外と地味です。

私がFIREに向けて実際にやっていることは、固定費を上げすぎないこと、投資を続けること、副業ブログを少しずつ積み上げることです。

具体的な取り組みについては、下記の記事で詳しくまとめています。

FIREしたい会社員が実際にやっていること|25歳製造業のリアルな資産形成
FIREを目指している25歳会社員が、実際にやっていることをリアルに紹介。投資・固定費削減・副業・生活最適化など、普通の会社員でも実践できる方法を初心者向けに分かりやすく解説します。

固定費を上げすぎない

まず大事なのは、固定費を増やしすぎないことです。

固定費とは、家賃、通信費、保険、サブスクなど、毎月ほぼ自動で出ていくお金のことです。

固定費が高いと、それだけ多く稼ぎ続ける必要があります。

つまり、会社への依存度が上がります。

逆に、固定費が低ければ、必要な生活費も少なくなります。

必要な生活費が少ないほど、FIREまでの距離は短くなります。

これはかなり大きなポイントです。

派手な節約よりも、まずは毎月自動で出ていくお金を見直す方が効果的です。

投資を継続する

次に、投資を継続することです。

私は投資信託を活用して、長期的に資産形成を進めています。

投資は短期間で一気にお金持ちになるためのものではありません。

どちらかというと、時間を味方につけて、少しずつ会社への依存度を下げていくための仕組みです。

毎月の積み立ては地味ですが、続けることで将来の選択肢が増えます。

ここで大事なのは、無理なリターンを狙いすぎないことです。

短期間で増やそうとすると、リスクも大きくなります。

FIREを目指すなら、一発逆転よりも、長く続けられる仕組みを作る方が現実的です。

副業を少しずつ積み上げる

そして、会社以外の収入源を作ることも大切です。

私の場合は、ブログに取り組んでいます。

最初から大きく稼げるわけではありません。

むしろ、最初はほとんど収益にならない可能性の方が高いです。

それでも、副業には意味があります。

なぜなら、会社の給料以外で1円でも収入が発生すると、考え方が変わるからです。

「自分でも会社以外でお金を生み出せるかもしれない」
「この経験を積み上げれば、将来の選択肢になるかもしれない」

そう思えるだけでも、精神的な意味は大きいです。

副業は、単なるお金稼ぎではありません。

会社に依存しないための練習でもあります。

FIREは逃げではなく、人生を最適化する戦略

「会社が嫌だからFIREを目指す」と聞くと、逃げのように感じる人もいるかもしれません。

でも私は、逃げでもいい部分はあると思っています。

ただし、感情だけで逃げるのではなく、戦略的に逃げ道を作ることが大事です。

何も準備せずに会社を辞めると、生活が不安定になります。

一方で、支出を抑え、投資を続け、副業を育てていけば、少しずつ選択肢が増えます。

これは、ただの逃げではありません。

人生のリスク管理です。

会社で消耗し続けて、心も体も限界になるまで我慢する。

その状態になってから慌てて動くのでは遅いかもしれません。

だからこそ、まだ働けているうちに準備する。

これが、私にとってのFIREです。

お金持ちになるためではなく、自分の時間と気力を守るため。

贅沢するためではなく、嫌な働き方を選ばなくてもいい状態に近づくため。

FIREは、人生を最適化するための現実的な戦略だと思っています。

まとめ

FIREを目指す理由は、人によって違います。

お金持ちになりたい人もいると思います。
早く仕事を辞めたい人もいると思います。
自由な生活に憧れる人もいると思います。

私の場合は、会社で毎日消耗し続ける生活から抜け出したいという気持ちが大きいです。

朝は元気でも、帰る頃には何もしたくなくなる。
人間関係や理不尽なやりとりで気力を削られる。
副業や勉強をしたいのに、エネルギーが残らない。
このまま定年まで同じ生活を続けるのはきつい。

そう感じたからこそ、FIREを目指しています。

FIREは、単に働かないためのものではありません。

会社に依存しすぎず、人生の選択肢を増やすための考え方です。

そのために今できることは、次の3つです。

  • 固定費を上げすぎない
  • 投資を継続する
  • 副業を少しずつ積み上げる

すぐに人生が変わるわけではありません。

でも、何もしなければ、今の延長線上に進むだけです。

私は、お金持ちになりたいというより、消耗しない人生を選べる状態に近づきたいです。

そのために、今日も少しずつ生活・お金・時間を最適化していきます。

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